サービス付き高齢者向け住宅と24時間巡回型サービス介護

 先日,サービス付き高齢者向け住宅と24時間巡回型サービス介護について説明をした。しかし,私の理解が不足していて両者の関連について十分理解をしていなかった。

 両者の関係について解説をしている記事を見つけたので紹介する。筆者は北海道登別にある「特別養護老人ホーム  緑風園」の管理者をなさっておられる菊地雅洋(通称masa)氏である。

 「サービス付き高齢者向け住宅」を建設をする。そこに高齢者を住み替えさせる。そして,一箇所に集合させられた高齢者を同一建物内で「24時間巡回型サービス介護」を実施する。イメージとしては高齢者を団地に集合させて,その団地内をぐるぐる回りながら介護を行うというかたちになる。そのサービス付き高齢者向け住宅を施設の建物に見立てれば特別養護老人ホームに外見上はほとんど同じとなる。

 サービス付き高齢者向け住宅と24時間巡回サービス(24時間定期巡回・随時対応訪問)との組み合わせが効率よく働くのは都会地ではなく土地の値段が安く,建設費が少なくてすむ地方が最適な場所となる。高齢者を移り住ませて,同一建物内を24時間巡回サービスを行えば非常に効率的である。

 まことに結構な制度の枠組みのように見えるが問題もある。閉鎖された同一建物内で生活が完結してしまって,外部とのつながりをまたない施設と同じになってしまっては意味がない。一般社会に開いた生活空間である必要がある。

 以下に菊地雅洋氏の解説が載っているアドレスを載せておくのでぜひご覧になって欲しい。

 http://blog.livedoor.jp/masahero3/archives/51860260.html

 

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コメント: 1
  • #1

    masa (火曜日, 14 2月 2012 16:30)

    トラックバックから入りました。記事ご紹介ありがとうございます。菊池→菊地ですのでよろしくお願いします。