カテゴリ:2012年7月



2012/07/29
 介護・医療を従来の施設中心から在宅中心へと転換を図り始めています。しかし,介護・医療を引き受ける家庭の様子が高齢化社会の進展とともに変化しています。 介護離職,介護別居といわれる状況が発生しています。...
2012/07/27
 土地には5種類の値段があるのはご存じでしょうか。1物5価などといわれます。公的な評価額が4種類。実際の取引時の売買価格と合わせて5種類になります。  公的な評価額は公示地価,基準地価,固定資産税評価額,路線価です。公表時期順にみると以下のとおりです。 (1)公示地価 3月に公表...
2012/07/25
 用事があり,包括センターを訪ねました。地域包括センターは地域における保健・福祉・医療の総合的な相談窓口です。  甲府市では包括支援センターの業務を外部に委託しています。現在9ヶ所の地域包括センターがあります。相談料は無料です。  訪問先支援センターが発行した6月号に相談者の内訳が載っていました。...
2012/07/22
 ブログを書いている人はかなりの数にのぼると思います。若い人だけでなくお歳を召された人もブログを書く時代になっています。...
2012/07/17
 後見制度支援信託という言葉をお聞きになったことがおありですか。信託銀行が通常販売している金銭信託と同じものです。ただし,一般に販売されているものに特約をつけ,後見を受ける本人の財産管理を支援する仕組みにしています。  後見人の財産管理の負担を軽減すると同時に家庭裁判所の後見人管理の負担を減らすための制度であると言われています。...
2012/07/14
 認知症の母親の定期預金を解約するために母親の成年後見人になることがあります。この場合,無事定期預金が解約できたあかつきには成年後見人を辞めることができるでしょうか。  残念ながら辞めることはできません。いったん引き受けた成年後見人は母親が亡くなるまで原則として辞めることはできません。...
2012/07/10
 萬田久子さんを例として事実婚によって引き起こされる相続問題を考えてみようと思います。  女性セブン2012年7月12日号によると萬田久子さんの事実婚の相手方であった佐々木氏には二人の男の子と三人の女の子の合計5人の子がいたようです。...
2012/07/05
遺言を残した方がよいという根拠  よく子供のいない夫婦の場合は遺言を作成した方がよいと言われます。  その根拠として,夫婦の片方がなくなったときに遺言がないときの法定相続人は生存している配偶者だけではないということが指摘されます。 夫が先に亡くなった例...
2012/07/03
高齢化率  高齢化率とは65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合のことを言います。甲府市ではこの高齢化率が平成23年4月1日現在24.7%となりました。市民の4人に1人が65歳以上の高齢者だと言うことを意味します。  高齢化率によって次のようにその社会を分類するのが一般的です。   高齢化社会 高齢化率7%~14%   高齢社会...
2012/07/01
 前回は相続財産のなかに負債があるときには「相続放棄」の手続をした方がよいと言うことを書きました。「相続分の放棄」は避けた方がよいこともお話ししました。  今回は逆に「相続放棄」をしない方がよい場合を見ましょう。  例えば,父親を亡くした配偶者,子供2名の家庭があったとします。父の両親はすでになく,父の兄弟は弟だけで健在です。...