カテゴリ:2016年7月



1.任意後見契約(任意後見契約に関する法律第2条)  本人の判断能力が精神上の障害で不十分になったとき,自分の療養看護・財産の管理についての代理権を,後見人に与える委任契約です。...
1.任意後見契約における予備的受任者の定め (1)予備的受任者  予備的受任者とは,先順位の任意後見人が何らかの理由で任意後見の仕事ができなくなった場合に備えて,先順位の任意後見人に替わって任意後見の仕事をすると定められた次順位以降の任意後見受任者のことです。...
1.任意後見制度 (1)任意後見契約  委任契約の一種です。  任意後見契約に関する法律にしたがって,公正証書で契約を結びます。 (2)後見人受任者  この任意後見契約を結ぶときに,指名する人のことを後見人受任者と呼びます。 (3)任意後見人...
1.複数後見人 (1)後見人の数  成年後見人の数に制限はありません。また,成年後見人は個人に限定されることなく,法人も成年後見人となることが可能です。  後見開始後の後見人を追加することができるという規定は民法843条3項にあります。...