認知症300万人時代

 必要があり認知症高齢者の現状について調べました。手元に平成14年厚生労働省が発表している推計値がありました。調べますと平成24年に8月に最新の推計値が出ていることがわかりました。それを見ますと認知症高齢者は10年前の予想を上回る勢いで増加していることがわかりました。

 

 前回予測では平成22年の認知症の高齢者の数は206万人と推計していましたが,実際は280万人でした。約1.36倍です。また,65歳以上高齢者人口のうちの認知症高齢者の割合は推測値は7.2%となっていますが,実際は9.5%,約1.32倍でした。

 

 平成24年8月の厚生労働省の推計値に参考値を付けたものは以下のようになっています。

 平成14年 149万人 
 平成22年 280万人   9.5%
 平成24年 305万人   9.9%
 平成27年 345万人  10.2%
 平成32年 410万人  11.3%
 平成37年 470万人  12.8%

 

 この推計通りだとすれば今後十数年は65歳以上高齢者の10人のうち1人は認知症により多かれ少なかれ日常生活の支援が必要な人だということになります。85才以上の高齢者は4人に1人は認知症だとも言われています。

 

 日本の平均年齢の数値を目にしましたので参考にのせておきます。数値の確認はとっていません。
 平成22年 44.7歳
 平成32年 48.2歳
 平成42年 51.4歳

 

 この推計値では20年後には日本の平均年齢は50歳を超えることになります。

 

 日本の高齢化が急激に進んでいることがどの数値を見ても窺われます。

 

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